Webライターでより稼ぎたい!Webライターの単価の上げ方とは?

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Webライター・フリー

@pom11_25です。

今回は、Webライターでより稼ぐために必要となる、単価の上げ方について解説します。


Webライターの仕事に慣れていけば、ほとんどの人が次には単価について考えることになるでしょう。

いつまでも低い単価のままでは、モチベーションが保てず本来の実力も発揮できなくなります。

とはいっても、単価を上げるために、具体的にどんな方法をとれば良いのか分からない人も多いでしょう。

そこで、今回はWebライターの単価を上げる方法をいくつかご紹介して参ります。

単純に単価を上げる方法以外にも、戦略的に上げる方法についても解説しております。

この記事をご覧いただくことで、Webライターで効率的に稼ぐための立ち回り方を知っていただけるはずです。

ぜひ最後までご覧ください。

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単価交渉を行う

Webライターの単価を上げる一般的な方法には、単価交渉が挙げられます。

単価交渉は、普段仕事をいただいているクライアントに対し、ライター自らが単価アップの相談を持ちかけることです。

クライアント側から単価を上げてくれることもありますが、このケースはまず稀であるため、単価アップを望むには単価交渉を視野に入れておくことも重要になります。

ただし、あくまでも相談というスタンスになるので、交渉をしても必ず単価アップが見込めるわけではありません。

むしろ、交渉の仕方を間違えれば、関係が険悪になってしまい仕事の継続が難しくなることもあります。

とはいえ、あらかじめ信頼関係を築いたうえで、謙虚で丁寧な姿勢で臨むことで交渉の成功率を高めることは可能です。

なお、信頼関係ならば、数ヶ月間の継続的な仕事で築くことができるでしょう。

そのほか、単価交渉では、単価を上げてもらいたい自身の理由だけでなく、相手にとってのメリットなどもしっかり提示することがポイントです。

ライター側の都合だけ押し付けられれば、クライアント側は不信感を抱いてしまいます。

単価交渉で単価を上げる場合には、適切なタイミングと方法を意識するとともに、相手の目線に立つことを意識するようにしましょう。

ちなみに、筆者は約1年半の継続ののちに単価交渉を行った経験があります。

ただ、長い期間継続して信頼関係を築いたうえで交渉を行ったものの、結果は残念なものでした。(文字単価1円台)

この経験から、企業による直接の依頼ではなく、個人や小さな会社の編集者を介した仕事の場合には、そもそも単価アップが見込めない可能性が高いのではないかと考えています。

交渉での単価アップをより確実なものにしたいのであれば、契約の際にクライアントの実態を確認をしておくと良いかもしれません。

記事作成の効率を上げる

Webライターの単価アップを目指すためには、記事作成の効率を上げることも重要です。

記事作成を最大限に効率化している人と、そうでない人との生産性は全く異なってきます。

そして、高い生産性でより多くの記事をこなすことができれば、同じ単価でも得られる報酬は断然大きくなるのです。

なお、記事作成の効率を上げることを考える場合、業務に慣れることももちろんですが、それ以外にもいくつかのポイントが存在します。

以下では、それらのポイントについて詳しく見ていきましょう。

特定のジャンルに特化する

Webライターの仕事は、ジャンルで見れば非常に広範囲にわたります。

金融系・美容系・地域系・リクルート系・スポーツ系・ニュース系など、挙げればキリがありません。

他方で、Webライターの主要な仕事は文章を書くことです。

一口に文章を書くといっても、それには一定量の知識が必要であり、知識を得るにあたってはリサーチが不可欠となります。

この点から、手広く様々なジャンルに着手しようとすると、その都度膨大なリサーチ業務が発生し、それぞれの記事作成に多くの時間と労力を割くことになるのです。

一方で、特定のジャンルのみに特化していればリサーチした知識を再利用でき、記事ごとのリサーチにあてる時間を大幅に削減することができます。

記事作成において、リサーチ業務が最も時間と労力を消費するといっても過言ではありません。

そのため、特定のジャンルに特化することによって、より多くの文字数の執筆が可能となり大幅な単価アップにも期待ができるのです。

特定のジャンルに特化すべきとご紹介しましたが、商品・サービス紹介系(特に「〇〇選!」系)の記事に特化することはあまりおすすめできません。

商品・サービス紹介系では、商品・サービス一つひとつの特徴や魅力を伝える文章を書くことになります。

しかしながら、当然同じ系統の商品・サービスでも全く同じ特徴や魅力を持つものなどないため、それぞれで膨大なリサーチが伴うことになるのです。

その結果、情報を解説していく一般的な形式の記事よりも圧倒的にリサーチ量が多くなり、記事の単価も圧倒的に劣ることが指摘できるのです。

もちろん、相応の単価設定がされていれば問題はありません。(なお、筆者ならば文字単価3円以上でお引き受けすると思います。)

文字数の少ない案件を避ける

1記事あたり1,000〜2,000文字、あるいはそれ以下といった文字数の少ない案件を避けるようにするのも、単価を上げるために有効な手段です。

なお、この程度の文字数の記事は、一般的にコラムと呼ばれます。

一見すれば、文字数が少なく作成にはさほど手間がかからないように感じるかもしれません。

しかし、こういったコラム作成でより稼ごうとする場合、より多くの記事数をこなす必要があります。

着手する記事数が増えるということは、その分幅広い知識・リサーチが求められることになるのです。

知っての通り、Web媒体の記事はKW(キーワード)と呼ばれる単語をベースにして作成されます。

そして、KWは記事ごとに異なったものが割り当てられ、それに伴って記事の内容も全く違うものとなるのが通常となるため、自ずと幅広い知識・リサーチが必要となるのです。

ほかにも、KWには検索ボリュームにおける大小があり、その大きさによってWeb上の情報量も変動し、執筆できる文章量にも影響を与えます。

ところが、上述のようなコラムで書ける文字数はごく限られたものです。

そのため、文字数の多い記事であれば一つのKW内で網羅的に執筆できるところ、文字数の少ないコラムでは一つのKW内で書ける量が少なくなるがゆえに、本来盛り込めるはずの情報を満足に書けず、リサーチに無駄が生じてしまう場合があります。

言い方を変えれば、コラムは広く浅い記事になりやすく、1記事あたりのインプット量がアウトプット量よりも断然多くなり生産効率が悪くなることが指摘できるのです。

とはいえ、案件によっては、ライター側で着手するKWを選べる場合もあります。

こういった場合であれば、KWが近しいもの(同じ名詞のもの)を選ぶことでリサーチで得た知識をフル活用でき、効率的に仕事を行えるのでさほど気にする必要はないでしょう。

上記のほか、コラムは文字数が少ないがゆえに、短い間隔(1記事ごと)で達成感が生じたり、1記事あたりの単価が低く感じたりするなど、モチベーション面でも効率が悪いと言えます。

記事作成全般の業務に携われる案件を選ぶ

全般の業務に携わることは、一見すれば効率が悪く見えるかもしれません。

しかし、KWを選定するところから着手し、記事の趣向・タイトル・見出しを任意に作成できるということは、一貫して自分の好きな内容(得意または興味のある内容)が書けることになります。

つまり、前項で挙げたこととは逆にリサーチに無駄が生じにくくなるほか、全体のイメージを掴みつつ効率的に記事を作り上げることができるのです。

効率的に記事を作るうえでは、どこにどんな情報を盛り込むかといったイメージも重要になります。

明確なイメージを立てずに記事を作成すれば、のちのち文章に被りや矛盾が見られたり、結論の分からない文章になったりしてしまいがちです。

他方で、タイトルや見出しから着手できれば、それらの作成とともに自ずと記事のイメージを掴むことができ、大きなミスがない状態で仕上げることが可能になります。

この点から、全般の業務に携わるほうが、むしろ効率の良い記事作成ができると言えるのです。

もちろん、クライアント側で、もともとタイトルや見出しが定められたものでは記事全体のイメージは掴みにくく効率的な作成は行えません。

ましてや、独創的なタイトルや見出しが付けられている場合には、作り手の意図が読み取れず書く内容に困惑することにもなるでしょう。

こういったところからも、全般の業務に携われるかどうかは効率的な記事作成を行う上で重要なポイントと言えます。

なにより、案件によっては、広い業務範囲に対応できることで単価を上げてくれることもあるため、積極的に着手しておいて損はないでしょう。

Webライターの単価アップの秘訣として、巷ではよくタイピング速度を上げるといった方法が挙げられていますが、こういった小手先のテクニックは正直あまり意識する必要はありません。

タイピング速度が向上したところで、それに文章の生成が追いつくことはないので、文章生産の効率に直接的な影響はさほど及ぼさないのです。

(実際に、筆者はスマホのフリック操作で文章を書くことも多く、それに対する違和感は特にありません。)

そもそも、タイピング速度はライティングをこなしていれば自然と向上していきますので、無理に伸ばそうとしたところで時間を無駄する結果になります。

ただ、単語登録など、細かなストレスを減らすテクニックは駆使しておくと便利です。

そのほか、納期をあえてタイトにしたり周囲に人がいる環境で作業をしたりするなど、適度な焦りや緊張感が生じる状況にすることも、生産性・単価アップのコツになります。

資格やスキルを身につける

資格やスキルを身につけることも、Webライターの単価アップに繋がります。

実際に、クラウドソーシングなどでは、特定の資格やスキルを持つ人を求める案件も多数見られ、そういった案件ではより高い単価が設定されることが多いのです。

また、資格やスキルを有することは、すでにそれらに関する知識を豊富に持っているということになります。

それにより、記事作成にあたってリサーチの手間を大きく削減でき、生産効率を大幅に上げることができるのです。

もともと単価が高いうえに効率的な仕事ができるとなれば、高額な報酬にも期待ができるでしょう。

ただし、資格やスキルを持つことは、言い換えれば特定のジャンルの専門性を高めるということでもあります。

一部のジャンルに特化する形となると、それだけ仕事の幅が限定的なものになることが指摘でき、需要が安定しづらくなる懸念も考えられるのです。

さらには、資格やスキルを取得するためには膨大な勉強時間も必要になります。

多くの時間を費やした結果、返って仕事が少なくなり稼げなくなってしまっては元も子もないので、この点には注意しましょう。

ジャンルにおける資格やスキルのほかにも、文字装飾・画像選定・WordPress入稿など、Webライターの業務上のスキルを身につけることでも単価アップに繋げられます。

ただ、案件によっては、多くのスキルを要求しつつ通常の単価と変わらない悪徳なものもあるため、しっかり見極めることが重要です。

今回のまとめ

今回は、Webライターの単価の上げ方についてご紹介しました。

  • ある程度の継続期間を経たのち、クライアントへ単価交渉を行うことで単価を上げてもらえる場合がある。

 

  • 特定のジャンルに特化したり、文字数の少ない案件を避けたり、記事全般の業務に携われる案件を選んだりすることで、記事作成の効率を向上でき単価アップに繋げられる。

 

  • 資格やスキルを身につけることで、専門性と生産性を高められ単価アップに期待できる。

単価を上げるにあたっては、Webライターの仕事に慣れることも大切ですが、それだけでは大きく稼ぐことはできません。

それどころか、案件自体が低単価だったり効率の悪いものだったりすれば、どんなに仕事ができるようになっても消耗してしまうだけです。

無理なく稼ぐためにも、今回ご紹介したポイントを参考に、改めてWebライターとしての働き方を見直してみてはいかがでしょうか。

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