@pom11_25です。
今回は、料理が下手な人の基準・特徴についてご紹介します。
それとなく料理が形になっていようとも、料理の味の良し悪しというのは周囲の声を聞かなければなかなか把握できないものです。
とはいえ、仮に美味しくない料理を振る舞ってしまっていても、それを食する身近な人が気を遣ってくれている場合もあります。
料理が上手いのか下手なのかが分からなければ、改善の仕様はありません。
そこで、今回は料理の腕を少しでも向上させたい人向けに、料理下手な人の特徴およびその改善方法について解説いたします。
何気ない食事でも、美味しく食べられるか否かで人生の幸福度を大きく左右するものです。
自身や身近な人の幸福度を下げないためにも、料理を正しく作れているかどうか確認してみてください。
お米の炊き具合が毎回異なる
炊いたお米が柔らかいときもあれば硬かいときもあるなど、毎回炊き具合が異なる場合は料理が下手な可能性があります。
現代ならば、家庭用の炊飯器を用いてお米を炊く家庭がほとんどでしょう。
そんな家庭用の炊飯器の釜には、炊くお米の量に応じた水の分量の目安が記載されているのが通常です。
それにも関わらず、お米の炊き具合が毎回異なるということは、その目安を無視し自らの感覚を頼りに調理を進めていることになります。
料理は適切な配合と調理方法がなされ、初めて美味しく出来上がります。
この点を念頭に置かず、感覚を頼りにしているうちは、美味しい料理を作ることなどできるはずがありません。
ましてや、ご飯は食事の中心となる食べ物であり、ご飯が美味しくなければほかのメニューまで美味しくなくなってしまいます。
お米の炊き具合が異なるのであれば、しっかり目安どおりの水量で適切な炊き方を徹底するようにしましょう。
市販の固形ルーで作る「カレー」が美味しくない
市販されている固形ルーで作るカレーが美味しくならない場合も、料理が下手な可能性が高いと言えるでしょう。
市販のカレールーには、誰でも作れるよう適切な材料と分量・作り方が丁寧に記載されております。
そのレシピの通りに作れば、誰でも美味しいカレーが作れるはずなのです。
そんなカレーが美味しくならないのであれば、やはり大きな原因が存在します。
例えば、よくある間違いとしては、材料の下処理を怠る・必要以上の材料を加えるといったことが挙げられるでしょう。
食材には、それぞれ適切な下処理が存在します。
タマネギならば予めよく炒めておくことで甘味が増し、ニンジンやジャガイモならば事前に下茹でをしておくことで余計な風味や灰汁が抜け、カレーの風味を損ねたり煮崩れたりすることを防げます。
また、肉は下処理として熱湯にくぐらせ霜降りにすることで、余計な脂身と灰汁を落とすことができ、カレーを見た目から美味しく仕上げることが可能になるのです。
一方で、時間や手間を抑えたいあまり、それらの食材の下処理の一切を怠ればカレーは美味しく仕上がらなくなります。
必要以上に食材を加えることも同様です。
「料理は足し算」と言われることがありますが、何でもかんでも食材を足しても美味しくはなりません。
食材には相性があり、足した分だけ料理が美味しくなることはないのです。
これらの点を意識したうえで、記載されているレシピに沿って作れば、市販のカレーで失敗することはなくなるでしょう。
料理のレパートリーが極端に少ない
料理のレパートリーが極端に少ないのは、残念ながら料理が下手な人の確固たる特徴と言えます。
料理のレパートリーが少ないということは、それだけ食に興味・関心がなく、こだわりも特にないことでもあります。
料理に限らずとも、興味・関心のない物事には思考が伴わないものです。
そして、そういった物事には、いくら時間を注いでも知識・技術的に成長することはありません。
つまり、料理のレパートリーが極端に少なく、料理を作る意欲さえ乏しければ、美味しいものなど作れるはずがないのです。
なお、料理のレパートリーが少ない人に該当するのは、例えば毎週決まったメニューしか作らないといった人です。
毎週決まったメニュー、あるいはそれ以上の頻度で決まったメニューを作る人は、料理を美味しく作ることよりも手間を抑えることに注力しています。
前項で述べた通り、料理は手間を惜しむほど美味しくなくなるものです。
手間の削減は時間を捻出する意味で、生活においては効率が良いと言えますが、美味しい料理を作る観点では非効率と言わざるを得ません。
生活の効率を重要視するならまだしも、美味しい料理を作りたいにも関わらず「料理は時短で作るもの」と考えているのであれば、まずは考え方を見直すべきでしょう。
「腹に入れば何でも同じ」と考えている
「腹に入れば何でも同じ」と考えていることも、間違いなく料理が下手な人の特徴です。
この考えは、要は「食べられるものなら味は関係ない」ということですが、さらに見方を変えると料理の味の分別ができないのと同じになります。
料理を作るうえで、味の分別ができなければ、美味しいものなど作れるわけがありません。
例えば、料理の味見をした際に味が適正なのかが分からず、仕上がりの味が薄くなったり濃くなったりしてしまうでしょう。
そして、味覚が乏しい当人が問題なく食べれるものでも、周囲の人にとっては耐え難い味になる可能性もあるのです。
仮に、こういった考えを持っているのであれば、先ほどと同様に考え方を改めることをおすすめします。
「野菜炒め」が主力料理になっている
よく作る料理に野菜炒めが入っているならば、料理が下手な可能性があります。
一見簡単そうに思える料理ですが、野菜炒めも決して簡単かつ美味しく作れるものではありません。
野菜炒めにも、適切な食材のカット・配合・炒め方・味付けが必要になり、美味しく作るには熟練した技術が必要になるのです。
それにも関わらず、簡単に作れるものと認識し頻繁に食卓に並べているのであれば、その味も然り料理自体も上手いとは言えないでしょう。
美味しい料理を作るためには、比較的手軽に作れるものはあっても、簡単に作れる料理は存在しないということを押さえておく必要があります。
今回のまとめ
今回は、料理が下手な人の特徴について解説しました。
- お米の炊き具合が毎回異なる人は、自分の勘を頼りに調理しているため、料理が下手な場合が多い。
- 市販のカレールーで美味しいカレーができない場合は、料理の基礎を把握できていないことが指摘でき、料理が下手な可能性が高い。
- 極端にレパートリーが少ない人は、そもそも料理に対する関心や作る意欲が乏しい。
- 「腹に入れば何でも同じ」と考えている人は、味の良し悪しが分からないため、美味しい料理を作ることはできない。
- 料理が下手な人の特徴には、野菜炒めを簡単な料理と認識していることも挙げられる。
美味しい料理は、食する人の身体・健康・幸福を作ってくれます。
食事は生活の中心とも言える部分ですので、蔑ろにはせずに美味しく楽しく食べられる料理を作れるように努力すべきです。
それがどうしても難しいという人は、出来合いのものを用意するなど、ほかの手段で対応してみてください。
無理に料理を作っても得する人は誰もいませんので、世間体を気にせずに見切りをつけるようにしましょう。
コメント
料理に必要なものはまず知識です。そして基本。プロは基本を繰り返すという言葉があり私にとって料理の座右の銘であり手抜きをしない事は戒めです。そして生産者さんと食材に感謝をし愛おしく思いながら作るという意識の基盤を背骨にして料理を楽しんでいます。これらの段階に既に達している方は絶対に料理上手でいらっしゃると確信。下手である要素や原因は人それぞれですが恐らく全て欠落していませんか?料理は愛情だと良く言われますね。私自身、友人と食事をする場合ほぼ家に招いて手料理でもてなしますがたまには外食にするか聞いても私の料理の方がいいと言ってくれます。私も美味しくもない料理には1円たりとてお金は出したくないですからね、来てくれる人の顔が自然と思い浮かぶ中で自分で調理したものを一緒に食しつつ時間を気にせずお喋りをとことん楽しんでいます。下手な人は先に述べた基盤の欠落の他にも食べる相手の事を考えていない、食に対して興味がないなどもっと根本的なその本人の性分による場合もあるので違う角度から治療しないといけないかも知れませんね