@pom11_25です。
今回は、僕自身が拠り所としている、Webのライターの仕事内容についてご紹介していきます。
この記事をご覧いただいている方は、当然Webライターに興味を持っている方でしょう。そして、その中の大半がその存在を最近知った方だと思います。
だからこそ、Webライターにおける多くのことを知りたいと思っていることでしょう。
とはいえ、まず押さえておくべきところはやはり基礎部分です。
Webライターはどのような仕事内容で、どんな特徴のある職業なのでしょうか?今回は、こういった疑問について解説します。
また、Webライターになるための詳細な手順もご紹介しております。
ぜひ最後までご覧ください。
Webライターってどんな仕事内容?
ライターと言うのですから、文章を書く仕事であることには間違いありません。
ただ、新聞・雑誌・書籍などにおけるライター業とは明確に異なる部分もあります。まずは、Webライターの仕事内容について見ていきましょう。
Web(ネット)を媒体とした文章を書く
Webライターは、その名の通りWebを媒体にして文章を書く仕事になります。前記したライター業は紙を媒体としたものですので、それらとは大きく仕事内容が異なるのです。
具体的な違いを挙げれば、Web媒体では検索時に記事を上位表示させるためのSEOの知識が必要になります。SEOは「Search Engine Optimization」の略で、直訳すれば検索エンジンの最適化となります。
SEOには実に様々な施策が存在しますが、中でもKW(キーワード)の盛り込みや他サイトからの被リンク、そして適切かつユーザーが求める情報の記載が重要とされるようです。
もちろん、紙媒体の場合でも適切で読者が求める情報は必要になりますが、そのほかのSEO部分に関しては必要とされません。
とはいえ、どちらも前提条件には読みやすく伝わりやすい文章が求められるため、SEO以外の箇所ではさほど大きな違いはないと言えるでしょう。
また、現在ではGoogleのアルゴリズムのアップデートにより、SEO施策による効果があまり期待できないといった状況が続いているようです。(2020年8月現在)
Webライターにおける文章の書き方
基本的な文章の書き方は、ほかの媒体とほとんど変わりません。特定の情報を主体にして内容を展開していき、それにあたっては綿密なリサーチも必要になります。
リサーチに関しても、ネット検索や書籍のほか取材を行う場合がある点も同じです。
ただ、異なる点も存在しており、それは先ほど挙げたSEOの観点からKWに沿った文章を書かなければいけないという点です。
ちなみに、KWとはWeb検索をする際に検索ボックスに入力する単語のことを指します。この記事でいうと、「Webライター」「仕事内容」がKWに該当します。
要するに、Webライターが書く文章というのは、読者がピンポイントで気になる情報・KWから逆算して作成するのが基本となるのです。
そのほか、紙媒体では文字数の制限が設けられますが、Web記事には文字数の制限がないといった違いも存在します。
また、一口にWebライターといっても様々な種類の仕事があり、その種類によっても文章の書き方は異なってきます。
Webライターの魅力について
ここまでご覧いただいた中で、もしかすれば「難しそう…」と感じた方もいるかもしれません。
しかし、言ってしまえば実際はそんなことはありません。
現に、学生時代の時から国語力が全くなかった僕ですら、Webライターは務まっているのです。
また、Webライターには数多くの魅力も存在します。それらを知ることで、難しいイメージを払拭することもできるかもしれません。
以下で詳しく見ていきましょう。
仕事が豊富に存在する
前項でも触れましたが、Webライターの仕事には豊富な種類が存在します。下記にいくつかの種類をまとめます。
- キュレーション記事
- 特定のテーマをもとに情報をまとめた記事のことで、Webライターを求める案件で最も多く見られるタイプになります。なお、主には企業などのオウンドメディアで採用されております。もちろん、ジャンルや1記事あたりの文字数はメディアごとに異なります。
- ニュース記事
- Webで閲覧できるニュースには、「Yahoo!ニュース」などが挙げられます。当然こういったニュース記事も、Webライターが手掛けたものなのです。なお、ニュース記事にも時事・芸能・ITといった様々なジャンルがありますが、いずれも情報の正確性や記事掲載の適時性が重要視されます。
- コラム記事
- コラムは、物事に対する独自の批評および見解を示した短い文章のことを言います。ただし、単に短い文章を指す場合も多々あり、情報をまとめるタイプの記事でも多く用いられます。ちなみに、コラム記事の文字数は500〜2000文字が一般的です。
- ブログ・SNS・メルマガ・アフィリエイト記事
- ブログやSNSは個人で運用するものだと思われがちですが、実はWebライターに委託して運用する方も少なくないのです。なお、独自性を出すために独特な口調や書き方が必要とされることもあります。ちなみに、アフィリエイトとは商品を売るための記事のことを指し、その文章にはセールスライティングといった読者の購買意欲を高める特殊な執筆方法が用いられます。
このように、Webライターの仕事には大きく分けてもこれだけの種類が存在します。
なお、上記に挙げたものは文章の書き方による種類です。ジャンルを含めて見れば、Web上で文章を書く仕事にはまだまだ多くの種類が存在します。
つまりは、Webライターにはそれだけの需要があり、仕事に困るケースというのはさほどないのです。
ただし、そうなるためには、当然Webライターとしての経験を多く積んでいる必要があります。
例えば、自分本位な文章ではなく、クライアントの意向や読者のニーズに応えられるような文章を書くことが重要になってくるでしょう。
ちなみに、文章を書く以外にも、記事に挿入する写真やイラストの制作・取材などのスキルがあればより仕事を請け負いやすくなり、一記事あたりの単価も大きく上げることが可能になります。
場所を問わず仕事ができる
Webライターの仕事で必要になるものは、基本的にパソコンとネット環境のみです。
そのため、ネット環境が整っている場所であれば、その場にパソコンを持ち込むことで仕事ができてしまうのです。
なお、現代ならばホテルなどの宿泊施設だけでなく、カフェをはじめとする飲食店にもWi-Fiは完備されています。そうでなくとも、ポケットWi-Fiを使用することで、どこでもネットを利用することができます。
このように、Webライターならば自分の好きな場所・環境での仕事が可能なのです。
もちろん、好きな場所といっても人それぞれ好みは異なるでしょう。静かな場所でコツコツと作業をしたい方もいれば、周りに人がいて緊張感の得られる場所を好む方もいると思います。
ただ、そういった場面でも、Webライターならば自宅などの一人になれる空間を選べたり、カフェやコワーキングスペースなどの緊張感が得られる場所を利用できたりすることが可能なのです。
ただし、案件によっては情報の差別化を図るために、第三者への取材が求められることもあります。
そうなれば、取材の現場へ訪れる必要なども出てくるので、仕事場所を選べる自由が感じられなくなるかもしれません。この点には注意すべきと言えるでしょう。
知的になれる
こちらに関してはWebライターのみならず、ほかのライター業でも同じことが言えます。
ライターは記事を執筆するにあたって多くの知識を取り入れるため、自ずと知識豊富な人になれるのです。もちろん、語彙の幅も広がるので、人との会話においても顕著に表れ出るでしょう。
また、ライターが書く文章というのは、常に読み手の知りたい情報・思考・感情を意識したものになります。そういった文章を書く経験を積むことにより、次第に会話の相手や読み手の心情を読み取ることに長けていきます。
これにより、「空気の読めない人」というレッテルを貼られることはまずなくなるでしょう。それどころか、周囲の人の目には知的水準の高い人として映るはずです。
このように、ライターを仕事にすれば、どんな人でも知的で魅力的な人に変われる可能性を持てるようになるのです。
知的になれる利点を差し置いても、文章が書けるだけでも人生で有利になれる場面は多いでしょう。
Webライターになる方法は?
Webライターには様々な魅力がありましたが、その上でこれといった資格も実は必要ありません。
ネットを通して仕事ができて資格も必要ないとなれば、ますます興味が湧いてくるところでしょう。
そうなれば、次に気になるのは、Webライターになるための具体的な方法だと思います。
そこで、ここではWebライターになるための第一歩についてご紹介します。
クラウドソーシングサイトを利用する
クラウドソーシングサイトとは、簡単にいえばネット上で仕事の受注・発注が行えるサービスのことです。
Webライターだけでなく、プログラマーやデザイナーなどの仕事も豊富に揃えられており、受注側は自分好みの条件の案件を受けることができます。
クラウドソーシングサイトにはいくつかの種類がありますが、代表的なものには以下のクラウドワークス・ランサーズといったサイトが挙げられます。
仕事を獲得しやすくするためにも、代表的なクラウドソーシングサイトにはしっかり登録を済ませておくと良いでしょう。
なお、クラウドソーシングサイトのライティング案件においては、継続して仕事を受けられるプロジェクト形式を選ぶのがコツです。プロジェクト形式ならば、企業のサイトの記事に直接携われるため実績作りにも効果的となります。
実績はネット上で稼ぐために必要不可欠な要素ですので、常に意識をして仕事を得るようにしましょう。
ちなみに、クラウドソーシングサイトの中には、Webライターの案件に特化したサイトもあります。しかしながら、こういったサイトは素直におすすめはできません。
特化しているにも関わらず案件の数が特段少なかったり、文字単価も低く設定されたりしているためです。参考までに、完全な未経験者であっても文字単価が0.5円を下回る案件は十分安いと言えます。
また、どの企業のサイトに記事が起用されるのかも不明瞭となるため、自身の執筆実績にも繋がりません。
いずれにしても、労力や時間を無駄にしてしまう可能性があるので、これらの点は十分留意しておきましょう。
SNSを活用する
ツイッター・フェイスブック・インスタグラムなどのSNSを利用し、Webライターの仕事を取得するという方法もあります。
ただ、こちらの場合はクラウドソーシングサイトのように、手軽に仕事を取ることはできません。というのも、SNSの場合は、受注者と発注者が独自に繋がらなければならないハードルが存在するからです。
もちろん、ある程度フォロワーを有している方ならばさほど難しくはないでしょう。発注者の目に留まりやすいという点も然り、フォロワーが多ければ多いほど記事の露出および拡散ができるため、発注者側からは積極的に声がかかることすらあります。
一方で、フォロワーが少ない人の場合は上記とは真逆になります。発注者側から見れば、仕事を依頼するメリットが少なくなるほか、そもそも目に留まる機会すら少ないでしょう。実績が何もなく、受注者の実力が分からない状態であれば、なおさら仕事は得にくくなります。
このことから、SNSでの仕事の取得は初心者の方には向かない方法と言えるでしょう。
とはいえ、媒介する会社がなく発注者と直接繋がれるので、単価が高かったり認知・信頼してもらえたりするといったメリットもあります。
初心者Webライターを脱した暁には、次なる目標としてこの手法を取り入れるのも良いかもしれません。
バイトや正社員として会社で働く
実は、Webライターは、バイトや正社員としても多くの企業に募集されております。
実際に、求人サイトで有名な「indeed」や転職サイトで有名な「doda」にて、Webライターのバイトと正社員の多数の求人情報が確認できます。
そして、言わずもがな、これらの雇用形態の利点はフリーランス・業務委託の出来高制とは異なり一定の収入と雇用が約束される点でしょう。
フリーランスという働き方の場合、報酬は受注者の生産性によっては微々たるものになってしまうほか、発注者側はいつでも受注者との契約を打ち切ることができます。
また、フリーランスは一人で仕事をすることが主となるため、自律が難しかったり周囲の人と切磋琢磨して成長したりすることもできません。
一方のバイトや正社員ならば、そういった心配は無くなります。ただし、余計なタスクや人間関係が付きまとうことは視野に入れておく必要があるでしょう。
とはいえ、総合的に能力が低い初心者ならば、フリーランスよりもバイトや正社員を選ぶ方が大きなリターンを得ることができるのは間違いありません。
これからWebライターを始めたいという方には、最も堅実的な仕事の取得方法とも言えるでしょう。
まとめ
今回は、Webライターの仕事内容について解説しました。
まとめると下記になります。
●Webライターの仕事はWeb記事の制作であり、文章はSEOとKWに沿って書き進めるもの。
●Webライターには、仕事の種類が豊富・どこでも仕事ができる・知的な人になれるといった魅力がある。
●Webライターに資格は必要なく、クラウドソーシングサイト・SNS・求人サイトを通して簡単になることができる。
一口に文章を書く仕事といっても、Webライターは様々な魅力を持ち実に奥の深い仕事です。
なお、現代はスマホの普及により、誰もがいつでもどこでも文章を綴れる時代です。それにも関わらず、SNSやメールを通しても、適切な文章を書ける人というのはそう多く見られません。
とはいえ、視点を変えれば、文章を書けるというだけで大きな強みになる時代とも言えるのです。
興味が持てた方は、目的にこだわらず、まずは副業や趣味といった形から気軽にWebライターを始めてみてはいかがでしょうか。
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