愚痴・悪口が多い人には関わらないほうがいい!その理由と対処法とは

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マインド・思考法

@pom11_25です。

今回は、愚痴・悪口が多い人と関わらないほうがいい理由をはじめ、関わらないようにする方法や標的にされた際の対処法について解説いたします。


家庭や学校や職場、場所を問わず他者に誰かの愚痴や悪口を振り撒く人は一定数います。

対象者に対する嫉妬や嫌味など、具体的な内容は言う人によって異なりますが、いずれにおいても聞かされる人にとっては気分の良いものではないでしょう。

また、言う本人は気持ちの良いものだとしても、それを聞かされる側が得られるメリットは何一つ存在しません。

むしろ、それらを聞いてしまうことで様々な悪影響を被る可能性があります。

いったいどのような影響が考えられるのでしょうか?

今回は、愚痴や悪口が多い人と関わることの悪影響をはじめ、関わらないようにする方法や標的にされた場合の対処法について解説いたします。

この記事を読んでいただくことで、関わるべきでない人を再認識して良質な人間関係を築けるようになるはずです。

ぜひ最後までご覧ください。

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愚痴・悪口が多い人の心理とは

そもそも愚痴・悪口が多い人は、どういった心理で周囲に振り撒いてしまうのでしょうか?

心理はあらゆる行動に表れるものです。

これを把握しておくことで、事前に愚痴や悪口を言いそうな人を見分けられ、関わらないように距離を置くことができるようになります。

以下で見ていきましょう。

相手にされたい

「相手にされたい」「仲間を作りたい」という心理から、誰かの愚痴・悪口を言う人もいます。

こういった人は、ネガティブな言葉が許容されるコミュニティに属しており、それらを言い合うことで会話が盛り上がるといった展開に慣れている可能性があります。

それゆえに、愚痴や悪口が主なコミュニケーション方法となっており、自然と共有できる相手を求めてしまっているのです。

とはいえ、単に相手にされたいだけである点から、相手が興味を示さず会話も弾まないと分かれば、すぐにフェードアウトしてくれる場合もあります。

承認欲求を満たしたい

対象よりも上であることを示し、自身の存在価値を認めて欲しいといった承認欲求から愚痴・悪口を言う人もいます。

こういった人はプライドが高く、愚痴というよりも他者の評価を落とすような悪口を口にすることが多いのが特徴です。

また、誰かに嫉妬心を抱いたり自慢話をしたりするなど、行動にも特徴が表れます。

表向きの態度は大きいものの根本には劣等感があり、言動を否定されれば今度はその相手に敵意が向いてしまうため、関わりを拒みにくいという点が指摘できます。

ストレスを発散させたい

誰かと愚痴や悪口を共有することで、本人にはストレス発散の心理的なメリットが生じます。

その点から、ストレスを発散させる目的で愚痴等を言ってくる場合も考えられます。

なお、こういった人はストレスを剥き出しにしやすく、言動に感情が伴うことが多いのが特徴です。

自分でストレスを処理することができないため、愚痴などに限らず様々な言動で周囲に悪影響を及ぼします。

愚痴・悪口が多い人と関わらないほうがいい理由

愚痴・悪口が多い人の心理状況は様々なものですが、いずれにおいても独りよがりな動機であることは確かです。

聞き手となる人にメリットはなく、むしろデメリットとしかないと言っても過言ではありません。

具体的に、どんな悪影響が考えられるのでしょうか?

ここでは、愚痴・悪口が多い人と関わってしまうことの悪影響について解説します。

誰も得をしない無駄な時間を過ごすことになる

愚痴・悪口は、基本的に誰の役にも立ちません。

聞かされる人はもちろん、それらの対象となる人に関しては自分のいない場所でも勝手に周囲の信頼を落とされる形となります。

また、承認欲求を満たしたりストレスを発散したりなど、愚痴や悪口を言う本人が得られるものはその場限りの一時的なものでしかありません。

あとあと、対象者との関係性が確実に悪くなってしまうほか、逆に周囲から敬遠されるといった因果応報の結末が待ち受けているだけです。

聞く側が精神的に疲弊するだけでなく、誰も得をせず無意味な時間を過ごすことになるとなれば、やはり関わらないようにするのが賢明でしょう。

ネガティブ思考にとらわれる

愚痴や悪口を聞き続ければ、自然とネガティブな思考にとらわれてしまいます。

初めのうちは嫌な気分であっても、そういった状況が継続的に続けばやはり人は慣れてしまうものです。

結果として、物事をネガティブにとらえる癖がつき、知らず知らずのうちに聞き手自身が愚痴・悪口を撒き散らす側に立ってしまう可能性も十分考えられます。

無意識に人の時間を奪ったり傷つけたりするようなネガティブな思考に染まれば、今度は自身が周囲から煙たがられる人となってしまうでしょう。

責任転嫁が当たり前になる

愚痴・悪口が多い人というのは、言い換えれば他者の悪い部分に目を向けることが得意な人です。

その点から、自分の非に目を向けることが少なく、責任が伴う場面では決まって責任転嫁を行います。

こういったネガティブな言葉を聞かされ続ければ、先ほどと同様に思考が汚染され、次第に発言者と同じ考え方に染まってしまいます。

責任転嫁が当たり前になれば周囲からの信頼を失うだけでなく、自身の問題解決能力も乏しくなり、人間的にも能力的にも成長できない人になってしまうでしょう。

プライドが高くなる

愚痴や悪口で他者の評価を落とそうとする人は、プライドが高い傾向があります。

プライドが高いからこそ、自尊心を保つために誰かを否定せずにはいられないのです。

そして、そういった人の言葉や態度を目の当たりにしていれば、自身も自ずとプライドの高い人となってしまいます。

プライドが高くなれば、意見を変えられない頑固な性格になるほか、人を下に見るばかりで現状維持しかできない人生を送ることにもなります。

真に関わるべき人と関われなくなる

愚痴や悪口を言う人の周りには、それに同調する人か同種の人しか集まりません。

他者の人生に価値を与えてくれるような真に関わるべき人は、こういった人たちとの関わりはまず避けます。

この点から、ネガティブな人の言葉を聞き同調してしまう時点で、真に関わるべき人からは敬遠の対象となり、交友関係を築くことが難しくなるのです。

見方を変えれば、人生をプラスにする機会を損失し続けてしまうとも言えるでしょう。

それどころか、愚痴や悪口を聞くことにメリットはほとんどないため、人生をマイナスにし続ける結果にもなり得ます。

関わらないためにはどうすれば良いのか

愚痴や悪口が多い人と関わることには、様々なデメリットがありました。

とはいえ、関わらないようにしたくても、いざ話しかけられれば「事態を悪化させてしまうのでは?」といった懸念からなかなか拒めない人もいるでしょう。

穏便に関わりを避けるためには、どのような対応をとれば良いのでしょうか?

それとなく距離を置く

愚痴・悪口を聞かされた際に、空返事を行うなどしてそれとなく距離を置くようにすることが一つの手段に挙げられます。

空返事などを行うことにより、相手に「この人は自分に興味がない」と思わせることが可能です。

前述の通り、愚痴等を振り撒く人は相手にされたい・承認欲求を満たしたいといった目的を持っています。

しかし、素気ない返答を受ければ、当然そういった欲求は満たされなくなるため、次第に距離を離すことができるのです。

また、空返事であれば、相手を完全に無視するわけではないため、関係を大きく拗らせてしまうことも避けられるでしょう。

それとなく諭してみる

愚痴・悪口を言う人のタイプによっては、それとなく諭すことで改善させることができる場合があります。

例えば、愚痴や悪口を悪いこととして認識しておらず、単に会話の一環として口にしているタイプであれば認識を改めさせて改善させることができるかもしれません。

こういったタイプならば、即座に話を切り替えたり遠回しに指摘したりして、認識を改めさせるように努めるのも手です。

一方で、プライドが高く攻撃的なタイプの場合は、返って逆効果になり標的にされる可能性もあるため注意が必要です。

そもそも近寄らない

愚痴・悪口が多い人の特徴さえ押さえていれば、そもそも近寄らないという手段もとれます。

当人とその周囲に集まる人には、自己主張や承認欲求が強いなど共通した特徴が存在するため、そういった部分を事前に確認して近寄らないように意識するのが効果的です。

一目で判断できない場合は、人づてに本人の性格や会話の内容を確認してみるのも良いでしょう。

愚痴・悪口の標的にされた場合の対処法

中には、愚痴・悪口の標的にされて困っているという人もいるでしょう。

ネガティブな言葉は周囲に伝染しやすいため、一度標的にされてしまえば属するコミュニティ内で不利な立場に立たされてしまいます。

ましてや、学校や職場であれば自分から距離を置くことも難しくなるため、適切に対処する能力が必要です。

では、具体的にどういった対処法があるのでしょうか?

ここでは、愚痴・悪口の標的にされた場合の対処法についてご紹介します。

皮肉を言う

言われっぱなしで、精神に支障をきたすのは相手の思う壺です。

そして、愚痴や悪口を言う人は、承認欲求を追求し続けることから自ずと執拗になります。

このため、いくら我慢しても、一度標的にされれば攻撃が止むことはありません。

その点を踏まえれば、皮肉を言って反撃を行うことも一つの対処法と言えるのです。

なお、愚痴や悪口を言う人はプライドが高いうえに、人と群れていることが多いため、些細な皮肉でも絶大な効果を発揮します。

例えば、

「〇〇さんは、人の短所を見つけるのがお上手ですね。」

「人の足元ばかり気にかけてくださるなんて、〇〇さんはとてもお優しいのですね。」

などの表現の皮肉であれば、相手にダメージを与えつつも、刺激しすぎて事態を悪化させることを防ぐことが可能です。

場合によっては、皮肉を言うことで相手に自分を客観視する機会を与え、我に返すということもできるかもしれません。

雑音ととらえて気にしない

穏便に済ませたいのであれば、やはり愚痴・悪口を気にしないというのも手です。

一見、難しいように感じられますが、考え方次第では単なる雑音ととらえることもできます。

愚痴等を周囲に振り撒く人というのは、総じて大したステータス・価値を有していません。

その点を鑑みれば、考え方によっては、わざわざ相手にしたりストレスに感じたりすることが無駄でしかないのです。

このような考え方を持つことで、次第に返って相手が不憫にも思え、愚痴や悪口が単なる雑音にしか感じられない状態にすることができます。

まとめ

今回は、愚痴・悪口が多い人と関わるべきでない理由や、標的にされた際の対処法などについてご紹介しました。

  • 愚痴や悪口が多い人の心理としては、相手にされたい・承認欲求を満たしたい・ストレスを発散させたいといったものが挙げられる。

 

  • 愚痴や悪口が多い人と関わることで、誰も得をしない無駄な時間を過ごすことになる、ネガティブ思考にとらわれる、責任転嫁が当たり前になる、プライドが高くなる、真に関わるべき人と関わらなくなるといった悪影響を被る懸念がある。

 

  • 関わらないためには、それとなく距離をおいたり諭したりすることのほか、そもそも近寄らないようにすることが重要。

 

  • 標的にされた場合は、皮肉を言って反撃をしたり、雑音ととらえて気にしないようにしたりすると良い。

愚痴や悪口を聞くことには、何のメリットもありません。

ましてや、同調するようになってしまえば、次には自分自身がネガティブな思考に陥り誰かを傷つけることになります。

とはいえ、承認欲求が強い人というのは、そんな状況をお構いなしでネガティブな言葉を振り撒いてきます。

こういった人が近くにいる場合は、ご紹介したように可能な限り相手を刺激しない適切な対処で距離を置くようにしましょう。

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