@pom11_25です。
今回は、文章力を身につけるための方法についてご紹介いたします。
近年では、文章で稼ぐ仕事が人気となっています。
中でも、Web上の文章を書くWebライターが注目されており、Webライターであれば時間と場所を選ばずに仕事を行うことが可能です。
こういった点を見れば、やはり文章を作成する能力は魅力的なスキルと言えるでしょう。
ただ、実際に稼げるだけの文章力を身につけることは簡単ではありません。
ましてや、初めから正しい文章をすらすらと書けることなどなく、そこまでの実力を身につけるには相応の時間が必要になります。
とはいえ、努力の方法次第では、その時間を短縮することが可能です。
今回は、文章力を身につけるためにより効果的な方法について解説いたします。
この記事をご覧いただくことで、効率的に文章力を伸ばす方法を知っていただけるはずです。
ぜひ最後までご覧ください。
丁寧で正しい文章に触れる
丁寧で正しい文章に触れることで、文章の良し悪しの判別・目利きができるようになります。
それにより、参考にできる文章が分かるようになり、目標にすべき文章の形を明確に把握することが可能となるのです。
文章力に限らず、何かを身につけるには明瞭な目標を持つことが重要です。
目標が詳細であれば、そこに行き着くまでの道筋が立てやすく上達の近道になります。
なお、文章ならば、日常生活の至る場面で目にすることでしょう。
テレビや動画のテロップ・新聞・インターネット検索・ニュースサイト・ゲームなど、様々なところに文章は存在します。
ただ、それらの文章が必ずしも丁寧で正しいものとは限りません。
例えば、テロップは細切れで新聞は文章が密集しすぎていて読みづらく、インターネットやニュースサイトの記事は誰に書かれたものなのかが分かりづらく、場合によっては文章を書き慣れていない人が手がけた記事を目にしてしまう可能性もあります。
こういった文章を目にし続けていても、やはり丁寧で正しい文章を書けるようにはなりません。
他方で、書籍ならば、理想的な文章に触れられると言えます。
書籍の制作には、多くのプロのライターや編集者が携わります。
そのため、誤字脱字の少なさや読みやすさはもちろん、言葉の表現力が高く語彙も豊富であり、読み手が学べる部分が数多く存在するのです。
ただし、難しい言葉や表現が多用されている書籍はあまりおすすめしません。
というのも、文章は広く読まれることに意味があり、その観点を踏まえれば難しい言葉や表現は実用性に欠けてしまうからです。
したがって、参考にする書籍はしっかり選定することが大切です。
そのほかにも、良い文章に触れる方法の一つとして、プロのライターのブログやSNS発信を追うことも挙げられます。
先述の通り、プロが綴る文章からは学べることが多く、正しい文章の目標にもできます。
ただし、SNSなどでは、自称プロを名乗り悪徳な商品購買に促す人も多くいるため、必ず充分な実績を持っているかどうかを見極めるようにしましょう。
文章力のある人からフィードバックをもらう
文章力を身につけるにあたっては、文章力のある人からフィードバックをもらうことも非常に重要になります。
個々の文章には、悪いクセや間違った言葉の言い回し・表現が見られるものです。
そういった乱れがあることで、読み手に違和感やくどさを与え読みづらい文章となってしまいます。
しかし、クセや間違いというのは、自分ではなかなか気づくことはできません。
だからこそ、他者からフィードバックをもらい、自身のクセや間違いに気づき修正することが重要なのです。
そして、フィードバックを文章作成のプロに行ってもらうことで、細かな部分まで指摘してもらえ、文章力の大幅な改善にも期待できます。
同時に、より効率的に文章力を身につけられるようにもなるでしょう。
なお、プロにフィードバックをもらう方法としては、実際にWebライターの案件を受注してみることが最も手早い手段になります。
Webライターの案件には、初心者を可とするものも多く存在しており、そういった案件では成果に対するフィードバックが行われるのが一般的です。
Webライターを束ねる編集者も、もともとはライターのプロですので、的確で文章力の向上に繋がるフィードバックが得られると言えるでしょう。
ちなみに、中には、SNS等で文章の添削・フィードバックを行なっている人も見られます。
多くの場合はプロによる添削なので、こういったものも利用してみるのも良いでしょう。
SNS等で積極的にコメントをしてみる
SNS等で積極的にコメントをしてみることも、文章力を身につけるための一つの手段になります。
文章力を身につけるには、やはり実際に文章を生み出すことが必要不可欠です。
ただし、前提として、単なる感想や誹謗中傷といったコメントは除きます。
誰かの発信に対する、論理的な見解や意見をコメント・文章にすることで、伝わる文章の書き方が掴めるようになるのです。
なお、伝わる文章であるかどうかは、コメントに対する反応で把握することができます。
例えば、コメントに対していいねや返信が行われれば、それだけ分かりやすい文章であるということです。
また、場合によっては、コメント内で議論を交わすこともあるでしょう。
そういった議論が起こることも、文章力を上げることに繋がります。
その理由は、議論を行えば知識の収集や思考の整理など、文章作成に欠かせない能力を自ずと発揮することになるためです。
文章力を磨くためには意欲的に知識を取り入れ、それをどのような文章で相手に伝えるのかを考えることも非常に重要なのです。
ほかにも、議論を通して気付きを得ることで発想力を養うことに繋がり、文章の表現力を豊かにすることもできるでしょう。
ちなみに、議論を行うためには、当然それが起きやすいところでコメントをしなければいけません。
単なる感想や誹謗中傷が目立つようなところではまず議論は起こらないので、この点は留意しておきましょう。
また、YouTube等の動画サービスでは文章力や読解力が壊滅的な人も一定数いるため、そのやりとりに順応してしまわないよう注意する必要があります。
文章力を身につけるためにやってはいけないNG行動
ここまで、文章力を身につけるための効率的な方法をご紹介してきました。
ただ、文章力を養う方法がある一方で、文章力に良い影響をもたらさないNG行動も存在するのです。
ここでは、文章力を身につける上でやってはいけないNG行動について解説いたします。
実績・文章力のない人の発信を追う
初心者ライターや、文章に何のこだわりを持たない人の発信を追うことはあまりおすすめできません。
特に、文章を主体とした発信では、発信者の文章力が乏しい場合には返って悪影響を被ることも考えられます。
やはり、一口に文章といっても、プロフェッショナルと初心者とでは完成度が全く異なります。
間違った目標を立ててしまわないためにも、実績・文章力のない人の発信は追うべきではないでしょう。
文法の用語や用途を明確に覚える
文章作成において、文法の用語や用途を明確に把握しておく必要はありません。
例えば、文法の用語の一つである助詞には格助詞や係助詞などの種類があり、それぞれに該当する言葉がありますが、それらを詳細に覚えておく必要はないのです。
読みやすさを追求していれば、文章は自ずと正しい文法に仕上がります。
なにより、用語や用途を覚えていても、文章作成に特に役立つことはありません。
それどころか、明確に押さえてしまうと、文法のあり方を常に気にしてしまい、クリエイティブな文章を作成することができなくなります。
ほかにも、助動詞・形容詞・形容動詞といった用語もありますが、こういったものに関しても覚えておく意味はありません。
それらを覚えるリソースがあるならば、語彙などの知識をインプットしていくほうがより有効的です。
表現豊かな文章を作る上では、語彙の豊富さが欠かせません。
とはいえ、主語・述語・修飾語といった、ごく簡単な用語や用途は押さえておいても損はないでしょう。
ブログを始める
文章を書き慣れていないにも関わらず、ブログを始めてしまう人は意外にも多く見られます。
ブログでは文章を主体とした発信ができるため、そういった点で文章力を身につけられるイメージがあるのかもしれません。
しかし、言ってしまえば、ブログで文章力を磨くことはできません。
正確にいえば、ブログでは他者からの指摘・フィードバックが得られないがゆえに、自分が書きやすい自己流の文章を書き続けてしまい文章力の成長が起こりにくいのです。
その結果、むしろ自己流の悪いクセが強固に定着してしまい、読みづらい文章しか書けなくなる可能性があります。
個性を売りにしたいのであればまだしも、正確な文章力を身につけたいのであれば、まずはWebライターを始めるなどの確実に学びが得られる行動をとるべきでしょう。
まとめ
今回は、文章力の効率的な身につけ方について解説いたしました。
- 丁寧で正しい文章に触れ、それを目標にすることで文章力は身につけられる。
- プロによる的確なフィードバックを受けることで、効率的に文章力を磨ける。
- SNS等のコメントでアウトプットするとともに議論を交わすことで、論理的で伝わりやすい文章が書けるようになる。
- 文章力を身につけるにあたっては、実績や文章力のない人の発信を追うこと、文法の用語や用途を明確に覚えること、ブログを始めることは避けたほうが良い。
仕事に限らず、文章はあらゆる場面で活用されます。
文章力を身につければ、それを武器に稼ぐだけでなく、文章力が求められるあらゆる場面での対応力を底上げすることも可能です。
なお、究極的にいえば、文章力を身につけるためには、インプットとアウトプットを怠らずに日々追求していくことが大切です。
この点を主点に置きつつ、ぜひご紹介した効率的な方法を実践してみてください。
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