@pom11_25です。今回は、バイトをしないほうがいい理由について解説します。
高校生や大学生にもなると、多くの人はバイトに励むことでしょう。
何かとお金が必要になりますし、なにより周囲にバイトをやっている人が多く、やっていない状態が逆に恥ずかしく思えてしまいますよね。
しかし、実際、バイトをしていないことというのは、恥じることではありません。
むしろ、とらえ方次第では、バイトは全くもってやる必要のないものなのです。
今回は、そのバイトをしないほうがいい理由を解説していきます。
この記事を読んでいただくことで、バイトのデメリットやバイト関連でマウントをとってくる人の哀れな末路を知っていただけると思います。
ぜひ最後までご覧ください。
スキルが身につかない
バイトをしないほうがいい理由の一つとして、スキルが身につかない点が挙げられます。
バイトで携われる仕事は、マニュアル通りの接客・電話対応・作業といった単純な業務が主です。
しかし、そういった単純業務は、いくら極めても到底スキルと呼べるものにはなりません。なぜなら、役立てられる場面がごく限られているうえに、それ単体で稼ぐことが難しいからです。
また、接客や電話対応などは得られる対価が変わらない労働、いわゆる時給労働にほかなりません。
もちろん、就職した際にも接客や電話対応が求められる場合もあります。ただ、あくまでもそれは仕事の一環の業務であり、最終的に必要となるのはやはりスキルです。スキルがなければ、収入面でのステップアップも見込めません。
なお、スキルの例を挙げると、デザイン・プログラミング・ライティングといったものがあります。
上記のような確固たるスキルがあれば、将来の可能性の幅を広げることも可能です。
例えば、ライティングのスキルがあれば、ブログなど個人のメディアを運営することも可能になります。そうでなくとも、持前の文章力を活かし、個人で仕事を請けて働くこともできるようになるのです。
スキルがあれば多様な働き方ができる一方で、単純作業しかできない人は、延々とバイトや下請けのような仕事を転々とすることしかできなくなります。
その結果、スキルを持つ人には大きく稼げるチャンスも巡ってきますが、バイトに励む人はいつまでも時間の切り売りしかできず、一定の金額しか稼げないという状況に陥ってしまうのです。
現代ならば、多くの人たちがSNSを通して様々な情報を発信しています。そういった情報を追うことで、独自にスキルの勉強を行うことができます。
スキルの取得に際しては稼ぐことはできませんが、バイトを行うよりも時間の使い方としては有意義なものとなるはずです。スキルさえ身につけてしまえば、活躍の場を広げられると同時に、あらゆる面での向上が見込めます。
✔︎ちなみに、中には「バイトはお金稼ぎとして行い、兼業という形でスキルを身につけたい!」といった考え方の方もいるかもしれません。しかし、この方法は正直おすすめできません。
キャパシティを超えてしまうことが容易に想像できますが、それ以外にもおすすめできない理由があります。その理由については、次項以降で自ずと把握していただけると思います。
思考力やマインドが腐る
もちろん場所にもよりますが、バイトの環境には地頭が良い人・思考力のある人はほとんどと言って良いほど存在しません。
前項でも述べた通り、バイトではマニュアルに沿った簡単な業務のみを行います。そのため、頭を使わずとも作業ができ、地頭のよろしくない人でも容易に仕事を遂行できるのです。
また、思考力のない人ほど打たれ強いため、むしろ地頭が悪い人ほど長く続けられ、最終的には仕事場の多くがその属性の人で構成される形となります。
その結果、教え方が下手・責任転嫁・無意味な罵詈雑言・いじめなどが横行し、毒に染められてしまうという消耗の激しい世界となるのです。
これに関してはバイトのみならず、どの業界の職場でも起こり得ます。ただ、バイトのほうが就業の敷居が低いことから、そういった状況がより起こりやすいと言えるでしょう。
そんな環境に慣れることはおろか、少しでも浸ってしまえば思考力やマインドが腐ってしまう危険があります。
具体的にいえば、失敗を過度に恐れ挑戦を避けたり、責任から逃れる他責思考に陥ったりしてしまうことが挙げられます。
挑戦をしなくなれば、新しいこと・スキルの取得などができず、一生会社に雇われるといったうだつの上がらない道を歩むことになるでしょう。
また、他者の挑戦すらネガティブにとらえ、無意識に足を引っ張ってしまう人にもなりかねません。
そして、他責思考に陥ってしまったら最後です。常に他者に責任を押し付け、他人を不幸にしてしまいます。そうなれば、当然良質な人間関係は築けなくなり、同種の人としか分かり合えなくなるでしょう。
それだけでなく、他責思考の人というのは自分には目を向けないため、自身の足りない部分に気付くこともありません。
つまり、どの場面においても成長ができず、スキルの習得に至ることもできなくなってしまうのです。
✔️筆者の実体験として、大した実力や実績がないにも関わらず、他者に対して偉そう・高圧的・やたら指示しがちといった人は要注意です。
妥協が当たり前になる
バイトをすることで、妥協が当たり前になってしまう可能性もあります。
バイトは時給労働であり、作業量に際限はありません。その一方で、バイトで求められる成果というのは、誰にでもできることを基準とした簡単なものばかりです。
要するに、作業量は多くとも、一つ一つの作業は基本的に誰にでも遂行できるものとなります。
また、時給労働は見方を変えれば、雇用される側が特定の時間分働いたという事実を手に入れさえすれば、確実に報酬を得られることになります。
それらの点から、次第に「いかに一つ一つの作業をより手間なく楽にこなすか」といった思考になり、妥協することが当たり前になってしまうことが容易に想像できるのです。
そうでなくとも、周りに要領の悪い人がいれば、その人以上に真摯に働いているにも関わらず、その人と同じ対価を得ていることに納得がいかず、妥協思考に陥ってしまうこともあるかもしれません。
他者と比較することもまた悪い兆候と言えますが、バイトでは現場で多数の人とともに働かなくてはいけないため、仕方のない現象でもあるでしょう。
もちろん、仕事の中には、無駄な工程が存在することもあります。そういった工程を省く場合ならば、妥協ではなく改善ととることはできるでしょう。ただ、品質の低下を招くものならば、それはやはり単なる妥協でしかありません。
低い生産力しかなければ、個人で働いて稼ぐことは到底できなくなります。
むしろ、妥協思考に陥った時点で、何事も「自分には才能がない・向いていない」に終着してしまい、スキルの習得すらできなくなるでしょう。
こうなると、いよいよ人生の可能性は閉ざされ、気づいたときには「やりたいことが分からない」といった状況にもなり得ます。
なお、より最悪なのは、妥協思考の人と交友関係を持ってしまうことです。
妥協思考の人は、生産性が低いうえに改善力もなく、新たな挑戦にも消極的な特徴を持ちます。そういった人の意見に日々賛同していれば、自然と思考すら行わなくなってしまうでしょう。
思考力や発想力さえも失ってしまえば、何事においても結果は出せなくなります。人生の可能性を狭めないためにも、バイトでの人間関係には特に気をつかうべきでしょう。
まとめ
今回は、バイトをしないほうが良い理由について解説しました。
●バイトでは単純作業にしか携われないため、スキルがほとんど身につかない。
●バイトには誠実で思考力のある人があまりいないため、同じように思考力やマインドが廃れてしまう可能性がある。
●時給労働で大した成果が求められない点などから、物事に対して妥協しやすくなることが考えられる。
バイトをすることは決して悪いことではありません。ただ、上記のようなデメリットを考えれば、長期的に行うことは人生の可能性を大きく狭めてしまうことにほかなりません。
ましてや、一度思考を汚染されてしまえば、再び良い方向に変えるのは至難になります。思考力やマインドは、個人で働いていくうえで必要不可欠な要素です。
その点から、柔軟な思考を持った学生の時期こそ、スキルを身につけるこの上ないチャンスと言えます。
暇だからバイトをするのではなく、これからの時代は「暇だからこそ個人で戦えるスキルを身につける」という意識を持つほうがより有利になるはずです。
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