
筆者は5年以上フリーランスを経験しています。その経験から、フリーランスとして稼ぐためにすべきことが明確になりました。今回はそのメソッドをお伝えしたいと思います。
SNSを断つ

フリーランスとして稼ぐためにすべきこと、それはSNSを断つことです。
現在のSNSには情報商材屋が数えきれないほど存在しています。情報商材屋は、簡単に説明するとSNSなどで欺瞞・誘導・扇動を働くマルチ集団であり、ネットを自分たちに都合の良い言説で汚染する詐欺師集団です。情報商材屋は全てのSNSに潜んでいます。(※詳細な特徴は次項に記載)
今やSNSは個人が知識の共有や交流を楽しむものではなく、情報商材屋による誘導や洗脳が行われる場所となっています。これは決して誇張ではなく、情報商材屋はマルチ的に増えていることから、実際にそれができるくらいに無数に存在しているのです。(従来の認識として、マルチはピラミッド式に増加するのが知られていますが、現在のマルチはオンラインサロン・スクールを利用して一人の親会員が一度に多くの子会員を生み出すのが特徴です。)
そして、彼らが最も好んでいるのが教育・ビジネス領域であり、フリーランスが安易にSNSに踏み入れてしまうと、すぐにTLがビジネス色(情報商材屋アカウントの発信)に染まり格好の餌食になってしまいます。
フリーランスとして仕事の機会を増やすためにSNSを運用するつもりが、いつの間にか情報商材に引き込まれてしまい、同じような詐欺的な発信をしたり情報商材を売ったりしてしまうということになりかねないのです。
現状のSNSはフリーランスが利用するメリットが全くないので、利用している人は早々にアンインストールすることをおすすめします。
これから副業やフリーランスに挑戦しようと考えている方も同様にSNSの利用は避けましょう。SNSをやったところで、役に立つ良質な情報に触れることは残念ながら不可能です。
情報商材屋の特徴は?

情報商材屋は主にSNSを活動の場としていますが、それぞれが個人ブログ(最近はnoteの利用も多い)を立ち上げており、ネット検索さえも汚染されているのが現状です。そのため、SNSに関わらなくなったからといっても油断はできません。
ただ、情報商材屋の発信にはSNSにもブログにも共通の特徴があります。これを知っていれば、情報商材屋の偽の情報に騙される確率を大幅に減らせます。
情報商材屋の特徴は下記の通りです。
・情報商材を販売している
PDF、オンラインサロン、スクールなどが該当します。少額のものから高額のものまで存在し、これを通してマルチ的に情報商材屋が増殖します。
・他に行動を促す発信をしている
「〇〇な私にもできた!あなたにもできる!」「〇〇で100万円稼げた!あなたもやってみない?」などの発信が特徴です。
・射倖心を煽る言葉を多様している
「誰でも簡単にできる!」「スキルなしでできる!」「未経験でもできる!」などの言葉がよく見られます。
・上から目線で強い主張をしている
情報商材屋は立派な肩書を騙り、他を誘導するために強い主張をしていることが多いです。例えば、管理職や社長・代表を騙り「フリーランスは売り上げに貢献するべき!」「フリーランスは安い単価で受けるべき!」「プロ意識が低いフリーランスが多い!」などの眼を疑うような発信を実際に行っています。(フリーランスが安く使えるように誘導しているケースもあります。)
・専門性が乏しく発信内容が浅い
情報商材屋がターゲットにしているのは主に初心者層です。そうした方には見極めが難しいと思いますが、情報商材屋アカウントは総じて肩書きに見合う能力を持っていません。そのため、発信内容が極めて浅かったり事実に則さないものとなったりするのが特徴です。
・同調コメント(サクラ)しかない
別のアカウントや同じコミュニティの仲間同士で同調コメントをし、情報商材や発信の信憑性を高めるのが情報商材屋の常套手段です。否定的な意見が一つもない場合はまず疑った方が良いでしょう。
・発信の内容が総じてお金稼ぎのノウハウになっている
情報商材屋の発信は射倖心を煽るばかりに、総じてお金稼ぎのノウハウになってしまうのが特徴です。
・クローズドなコミュニティへの参加を促している
LINEやセミナーなどのクローズドなコミュニティへの参加を促していたら要注意です。その中にはサクラも存在するため、周りに流されて引き込まれやすくなってしまいます。
・自身の稼ぎをアピールしている
詐欺師の典型です。
・SNSマーケティングやマインドを多く語っている
目立った専門性はないものの、SNSで活動しているだけにSNSマーケティングには少し詳しいのが情報商材屋の特徴です。フォロワーの伸ばし方を得意げに語っていたりします。また、専門性がないだけに、技術的で具体的な発信ではなく、マインド面における抽象的な発信が目立つという特徴もあります。例えば、「自責が大事!」「行動が大事!」などが多く見られます。
そもそもフリーランスは稼げない

元も子もないことを言えば、そもそもフリーランスは稼げません。「フリーランスが稼げる」と言っているのは、よく見るとこれまた情報商材屋もしくはエージェント系企業のプロモーションばかりです。
少なくとも、Webライターの仕事は低単価や詐欺で溢れており、小銭を稼ぐことすらできません。(これに関しても情報商材屋が関与しています。多数の情報商材屋アカウントが低単価での発注・中抜きを行っていたのを確認しています。)
すでに市場は壊滅状態であり、勉強時間も含めて膨大な時間を無駄にすることになりますので、これから目指すことはおすすめしません。
他の業種についてはわかりかねますが、どの業種にも情報商材屋が潜んでいることは間違いありません。
本気でフリーランスになりたいのであれば、現在ならば外国語を学び、海外のリモートの仕事などを得るという方法の方がまだ堅実的かと思います。(ここにも情報商材屋が入り込んできています。ただ、海外では基本的に能力主義であるため、能力に乏しい情報商材屋がこのフィールドで勢力を増幅させることは十中八九無理でしょう。)
まとめ

筆者が約5年のフリーランス経験で得た知見は、日本のフリーランス市場が情報商材屋・詐欺師集団に食い荒らされているという現実でした。
教育・ビジネス系の情報商材の全体の流れは、情報商材を売る→自称フリーランスを生み出す→自称フリーランスが稼げない→自称フリーランスが情報商材を売る、という形です。
誰も得をしない構造となっており、市場が荒廃していくのは容易く想像できるでしょう。唯一得をするならば、情報商材屋の胴元のみです。
情報商材屋は今もなおフリーランス初心者をターゲットにし、宗教のようにその組織を拡大しています。
他方で、こうした詐欺師たちを糾弾する声はあまり多くありません。これでは詐欺師たちが逆に胸を張り、より鼻息を荒くしてしまうだけです。
フリーランスに限らず、詐欺師たちを野放しにするのは、真面目に生活する人にとって百害あって一利なしです。自分には関係ないと思っていても、実はすでに間近に潜んでいるかもしれません。
多くの人がこの現状を知り、声を上げ、気軽に詐欺師を排斥できる社会になれば良いなと思います。



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